行動メニュー(個人的6)

KASSルームnew

劣等国民

 公共の場で、日本人は劣等国民と評したことへの非難を浴びて、その人がテレビ出演の自粛といった報道を目にしたが、なぜ事実を語って非難を浴びるのか。

 そして、事実なのに自粛する必要があるのか。

 これこそが、劣等国民を裏付ける証拠である。

 劣等国民であるにもかかわらず、そうでないと思っている輩が多いからこそ日本は、発展が先進国から比べて遅いのである。

 戦後復興という経験が、経済が先進国と肩を並べた時点で、すっかり、戦前のプライドが擡げてきてそのプライドのため、何故急速な復興を成し遂げたのかと熟考することなく、単純に経済大国になった理由を、もともと日本人は、優秀だと思い違いをしたのだ。

 優秀な人間は、我が国にもいる。

 しかしながら、優秀な人間は、どこの国にもいる。

 私は、日本国民が、相対、平均的に、日本人はバカな人民だと思っている。

 ただ、日本人は昔から長期間に渡った封建主義社会に生きてきたため、我慢強い。

 その結果、世界における一つの戦争において、最高の犠牲者を出してしまった。

 従順で勤勉で、単細胞で我慢強いおかげで、最大の犠牲者の出したのだ。

 そして、急速に成し遂げた復興では、どうして、戦争をそれほどの犠牲者を出すまで耐えしのいだのかという原因を国民一人一人が悟ることもなく、悔い改める暇もないまま、優秀な国民であると自惚れを抱かさせるほどに錯覚させてしまった。

 しかし、高度経済成長をもたらしたのは、敗戦国になって貧困に食べるものもろくにないという凄まじい劣等感からであって、そこでも、単純な国民性から一体感をなし、それやれそれ作れとガムシャラに働いたせいなのである。

 それが、経済大国といわれるまでになると、そこで育った人間は、どうしても、ぬるま湯に浸ることになる。

 一旦、地に落ちた人間の苦労話は、古い話、古い人間、更には、継続して苦労している人間を、負け組等と蔑み、つい何年か前までの自分達の姿も忘れ、タイミングが良かったり、運が良かっただけで富を築いた者までも優越感に浸り、個人個人の心情にも格差を植え付けていく。

 こういう環境や成熟したと勘違いをし、一旦満足感を得た者たちが、高度経済成長過程のように、逆境を武器としたエネルギーを持つことはない。

 つまり、日本人の危機感は私がそうであるように口上だけで、戦争時代、敗戦直後を生き抜いた先人達のような本当の危機感を持つまでに至るには、先の敗戦のような体験をしないと、有り得ないのだ。

 一方で、戦前から日本は神の国と主張してきた国民がいることも確かである。

 その主張が通るのであれば、神は一番最初に戒めるのは、足者との国である。

 神のお膝元に、他国に神の意志が分かるように示しを記さなければならない。

 すなわち、日本が神の国であるならば、世界の中で最初にそれ相応の試練が与えられることになるのである。

 いずれにしろ、日本が神の国と思っている者や日本国民が、優秀国民であると己惚れている者が幾らかでもいるうちは、嘗ての経済大国に匹敵するような国には、絶対になることはなく、衰退していくことは間違いないわけである。

 追記

 ただし、私が以前書いたように、国民がいかに劣等国民でも、一人の天才的人間の登場で、その者の策略に嵌ってしまえば、経済という根本的なもの自体が変わってしまい、日本人が世界を動かすことになるかもしれない。

 その者は、間違っても私ではない。

コメントを残す

KASS ホームをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む